日本の花とハーバリウム「椿」編

2019年06月16日

日本の花の花言葉で、奥ゆかしく美しい日本の花々を、想いを込めて贈れたら嬉しいですよね!
日本の花と人々の文化には、古くより密接な関わりがあるのはご存知でしょうか?
平安時代には日本の花について、多くの和歌や詩が詠まれています。
平安時代の人々は、花見などをして花を楽しんでいたことも有名です。その風習は現代でも色濃く残り、日本の花は観賞やモチーフなどとして、人々の生活の一部になっているのではと思います!

今回は、世界的にも人気がある「椿」についてご紹介していきます!

その可憐な姿は海外でとても人気が高く「日本のバラ」と呼ばれ、親しまれています。
この花をモチーフにした作品として、アレクサンドル・デュマ・フィスの書いた、長編小説の「椿姫」が世界中でヒットしたのをきっかけに、椿は世界で愛される花になったと言われています。

*椿の特徴

海外での人気もさることながら、とても日本でも古くから愛されている樹木です。椿は日本の書物、万葉集に記述があるほか、縄文時代の遺跡からも椿の種などが発見されており歴史の古い樹木なのです。
常緑高木で照葉を一年中楽しめるほか、昔から盛んに園芸品種の作品が作られ、花色、花形、葉の形など多様な品種が栽培されています。
特に花の少ない冬に見事な美しい花を咲かせることから、茶花の中でも格の高い花で「茶花の女王」とも言われています。
また、その種子から採られる「椿油」は髪や肌に良いことから様々な化粧品に用いられているほか、椿の木材は強度が高く質が均一であることから、印鑑や漆器、彫刻の材料として用いられていて文化的にも重要な樹木の一つです。
そして椿の種類は、世界中に5000種類あると言われ、種類によって開花時期も異なるのです。

*椿の花言葉

椿全体の花言葉…「控えめな素晴らしさ」「気取らない優美さ」。
赤い花…「控えめな素晴らしさ」「謙虚な美徳」。
白い花…「完全なる美しさ」「至上の愛らしさ」。
ピンクの花…「控えめな美」「控えめな愛」

これらは豪華な見た目とは裏腹に、匂いの少ない花を咲かせる椿の奥ゆかしい様子からつけられた花言葉と言われています。

椿は日本人の心を象徴するかのようですよね!

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