埼玉県の県花

2018年12月23日

埼玉県の花をご紹介します

こんにちは!
ハーバリウムジャパンの牧野です。

日本には47の都道府県があります。
各都道府県には、いわゆる「県花」というものがあります。

皆さんはそれぞれの県花をどれだけご存知でしょうか?

本日は埼玉県の県花「桜草(サクラソウ)」をご紹介いたします。

埼玉の県花「桜草(サクラソウ)」

希望
青春の始まりと終わり
純潔

生種の群生地は今となっては非常に貴重になってしまっていて、
埼玉県さいたま市桜区の「田島ヶ原サクラソウ自生地」のように 特別天然記念物に指定されている群落もあります。

ピンク色の桜草の花言葉

ピンク色の桜草の花言葉は、
「長続きする愛情」
「永遠の愛」
「真心」

「長続きする愛情」、「永遠の愛」については、ピンク色といえば愛情や優しさを表す色ですし、桜草は長く同じ場所に自生 してピンク色の花を咲かせる事からきていると言われています。

「真心」については、日本桜草の花弁の形状が良く見るとハート型になっている物もありますので、友愛と優しさの心である 真心を連想する事ができますね。

白色の桜草の花言葉

白色の桜草の花言葉は、
「初恋」
「神秘な心」

「初恋」については、真っ白な色が純粋で、これからの始まりを連想させますから、どんな色にも染まっていく可能性のある 最初の淡い恋心を表すのに合っていますね。

「神秘な心」については、白色の清潔で神聖なイメージから、教会や神殿などの白を貴重とした物を連想します。
そこで得る神秘的な体験を表している花言葉ではないでしょうか。

「鍵の花」の伝説

ドイツの田舎に、病気の母と一緒に暮らすリスベスという少女が居ました。
リスベスはとても心優しい少女で、ある日病気の母を なぐさめようと野原に桜草を摘みに出かけました。

桜草を見つけ摘もうとした時、折って傷つけるのは可哀想だと思ったリスベス は、丁寧に根を掘り出しました。
すると、突然目の前に妖精が現れ、リスベスに「桜草の咲いている道を行くと城があります。城 門の鍵穴に桜草を差し込むと扉が開きます。さあ、追い来なさい」と伝えます。

リスベスがお城に入ると、たくさんの美しい宝物があり、妖精はリスベスにそれらを与えました。
リスベスは宝物を持ち帰り、病気の母に見せた所、なんと母の頬に赤みが差し、病気が治ったのです。

この伝説から、ドイツでは桜草は「鍵の花」と呼ばれおり、「春を迎える鍵」の隠喩とされているのだそうです。

贈り物にピッタリのお花ですね!
お花と一緒に伝えたい『想い』ってあると思います。
言葉にするのは照れ臭い方は、花言葉と一緒にプレゼントするのはいかがでしょうか?

埼玉県花桜草

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