滋賀県の県花

2019年01月31日

滋賀県の花をご紹介します

こんにちは!
ハーバリウムジャパンの牧野です。

日本には47の都道府県があります。
各都道府県には、いわゆる「県花」というものがあります。

皆さんはそれぞれの県花をどれだけご存知でしょうか?

本日は滋賀県の県花をご紹介いたします。

しゃくなげ

威厳・荘厳・警戒

しゃくなげは涼しい山で大きな花をつけます。赤と白が混じり合ったような花の色で、大きくて派手な花びらがとても印象的な気品ある美しさから

「花木の女王」

とまで呼ばれています。

実はシャクナゲ(石楠花)が一般的に普及したのは江戸時代より後と言われています。

園芸好きの日本人がなぜシャクナゲ(石楠花)に手を出さなかったのか…

高嶺の花の由来は

その理由はシャクナゲが高山植物であったことが理由に挙げられます。
もともと高い山の岩場などに張り付くように咲くシャクナゲ(石楠花)は採取がしにくく、
「高嶺の花」
の由来になったほどなのです。

また日本には古くから山岳信仰があり、山の高い頂に咲く岩場にそぐわないような豪華な花は山の精霊の化身とされてきました。

山は神が住む場所であり、神聖な地で精霊の化身を持ち帰る事は罰当たりな事だと考えられており、こっそりと栽培する人はいましたが大々的に品種改良がされることはありませんでした。

時が流れ徐々に山岳信仰が薄れていくにつれ美しいシャクナゲ(石楠花)は市場に出回り始め、今ではたくさんの品種が出回るようになったのです。

シャクナゲはもともと険しい高山のさらにまた奥地といった難所に咲く花でした。

そのためシャクナゲを求めることには常に身の危険が伴ったものです。
シャクナゲが持つ「危険」の意味とは、元来の生息環境からつけられた花言葉の意味と解釈できますね。

またシャクナゲの「警戒」の意味は、シャクナゲの毒性に関係があります。
シャクナゲの葉には「グラヤノトキシン」という痙攣性の毒が含まれていて、誤ってシャクナゲの葉を口にすると吐き気や下痢・呼吸困難をも引き起こす身、近な危険植物としても知られます。
「美しい花には毒がある」という昔からの言い伝えを表した一つが、シャクナゲの「警戒」や「危険」という花言

『立てば芍薬(しゃくやく)、座れば牡丹、歩く姿は百合の花』

というように

美人の代名詞でもありますもんね!

シャクナゲを誰かにプレゼントするなら、高嶺の花でなかなか手が届かないような目上の方などが良いのかもしれませんね☆

見た目にも豪華で美しいシャクナゲなら主役級の存在感もあるので、ハーバリウムのプレゼントにもピッタリです!
ぜひ、このお花がとても似合う方に贈ってあげてくださいね(^ ^)

しゃくなげハーバリウム

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