ハーバリウムの最適な保存期間とその方法
2021年04月21日
こんにちは!ハーバリウムジャパンの牧野です。
ハーバリウムは飾って綺麗なフラワーインテリアですよね。
生花と違って枯れることなく、良くも悪くも香りがありません。
保存も長期間出来て、便利なハーバリウムですが、大体どのくらい保管ができるのか、鑑賞ができるのか気になるところではないでしょうか。
今回はハーバリウムを飾っておける目安の保存期間とその方法についてお伝えします。
この記事を読めば、ハーバリウムを最適な方法で保管が出来るようになりますよ。
目次
ハーバリウムの保管期間は半年から1年間
半年間は安心して飾っておける
ハーバリウムの保管期間目安は半年から1年間です。
これはあくまでも「目安」となるので、花材によっても違いますし、オイルの品質、保管場所によっても異なります。
ですが、一般的には半年ほど、長くて1年は制作当初のような状態を維持することは可能です。
色褪せやすい花材
色褪せやすい花材については、正直メーカーによって異なる部分もあるので一概には言えませんが、アジサイは色落ちしやすい花材といえます。特に、白いアジサイ等は色落ちしやすい花材の1つです。白いアジサイは色落ちすると透明になっていきます。
また、反対に色落ちしにくい花材の1つはカスミソウです。カスミソウはどの色でも比較的色落ちがしないので、ハーバリウムの長期保管にもおススメできる花材です。
ドライフラワーの方が色落ちしない
また、色褪せするということは基本的に花材の着色からの色褪せということになります。
つまりは、ぷリザーブドフラワーに施された着色が色褪せや色落ちの原因となります。
そのため、ドライフラワーであれば、そのような色落ちは防げます。
ドライフラワーの方が長期間保管するという意味ではおススメできますが、着色されていない花材になるので、プリザーブドフラワーのように色のバリエーションが少ないです。
また、自然に近い色合いになるので、ハーバリウムも素朴なハーバリウムとなります。
日光に当てるとハーバリウムが色落ち
また、日光に当てるとハーバリウムの劣化、つまりは色落ち等が進行してしまいます。
例えば、ブルーのハーバリウムも窓際等に置いておくと、色落ちしてしまい、元々青かった花材も透明になっていってしまいます。
そのため、ハーバリウムを窓際に置いたり、日光に当てたりすることは保管上好ましくありません。
どうしても窓際に置きたい時などは、太陽と窓の位置を確認したりハーバリウムに日光が直接当たらないようにしたりと工夫することで、ハーバリウムの色落ちを防ぐことができます。
極力、窓際などを避け、日光が当たらない場所に飾って、ハーバリウムを楽しんでください。
ハーバリウムの粗悪品オイルで色落ち
ハーバリウムにも粗悪品のオイルはあります。
ハーバリウムオイルには2種類あって、ミネラルオイルとシリコンオイルがあります。
一般的にシリコンオイルの方が高価でありますが、必ずしもシリコンオイルだから良い、ということではありません。
また、シリコンオイルだから、劣化しにくいということでもありません。
違いは細かくあるの割愛しますが、ハーバリウムの色落ちに関しては、ハーバリウムオイルを製造しているメーカーによって異なるという事になります。
ハーバリウムジャパンでは、高価なオイルを使用していますが、趣味で制作する場合それ程高価なオイルでなくても良いともいます。
しかし、あまりにも安価なオイルを選んでしまうと、せっかく作ったハーバリウムも早く劣化してしまうので、ある程度の相場をみて中間価格以上のオイルを使用するようにしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、ハーバリウムの最適な保存期間とその方法についてお伝えしました。
ハーバリウムは長期間飾っておけるフラワーインテリアですが、保管の仕方次第で色落ちや劣化が進んでしまいます。
また、花材や花材のメーカーによって劣化具合や色落ち具合は異なってくるので、ショップの定員さんなどに確認してみてもいいでしょう。
日当たりに置くと綺麗だからといって、窓際や日光の直接当たる場所に置いてしまうと、色落ちの進行や劣化が進んでしまいます。
そのため、窓際や日光の当たらないような保管がおススメです。
ハーバリウムオイルによっても劣化や保管期間にも影響があるので、あまり安価なオイルは使用せず、ある程度の中間価格以上のハーバリウムオイルを使用するようにしてください。
ハーバリウムジャパンでは、オーダーメイドハーバリウムを制作しております。
お悩みや、こんなハーバリウムが欲しいけど出来るかな、などがありましたら、お気軽にお問合せください。
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