国花とハーバリウム「桜」編

2019年06月14日

日本の花の花言葉で、奥ゆかしく美しい日本の花々を、想いを込めて贈れたら嬉しいですよね!
日本の花と人々の文化には、古くより密接な関わりがあるのはご存知でしょうか?
平安時代には日本の花について、多くの和歌や詩が詠まれています。
平安時代の人々は、花見などをして花を楽しんでいたことも有名です。その風習は現代でも色濃く残り、日本の花は観賞やモチーフなどとして、人々の生活の一部になっているのではと思います!

今回は、日本の花の中でも誰もが浮かぶ、代表的な花、「桜」についてご紹介していきます!
パッと咲きすぐに散ってしまう様子は多くの人の心を動かし、日本人の美意識に大きな影響を及ぼした、正に日本の象徴の花です!

*名前の由来

その名前は古事記に登場する神様の、「木花咲耶姫(このはなさくやひめ)」から来ていると言われています。

*桜の種類

”桜”とは複数の品種の総称で、共通性はあるものの、それぞれ異なった独自の特徴もあります。日本には野生種から園芸種まで200品種を超える桜があり、色や花びらの形、サイズなどさまざまなバリエーションがあります!代表的な種類3つをご紹介いたします。

ソメイヨシノ
日本で最も一般的な園芸種の桜。
花は5枚の花びらから成る一重咲き。色は淡いピンクで、白く見えることも。樹に束になって花が咲くのが特徴で、満開を過ぎて花が散る頃に若葉が芽吹き始めます。

ヤマザクラ
野生種の桜の中でも最も一般的な品種。「山の桜」という意味の名を持つこの品種は、日本の山間部でよく見られます。花びらはソメイヨシノと同様に5枚で、色は白から淡いピンク、濃いピンクまでさまざま。なおソメイヨシノなどとは違い、開花と同時に若葉が出るのが特徴です。

シダレザクラ
京都府の府花(その都市が公式にシンボルとして制定する花)最も有名なシダレザクラは福島の三春滝桜で、樹齢1000年以上を超えるこの樹は日本の天然記念物である「日本五大桜」の1つに数えられています。

*花言葉

桜の全般的な花言葉は、「精神美」「優美な女性」「純潔」です。
「 精神美」は、桜が日本の国花という位置づけから、日本国、そして日本人の品格を表すシンボルとして、美しさを託した言葉という推察があります。 また、「優美な女性」「純潔」の花言葉は、桜の花の美しさからイメージされたものだとされています。

限られたごくわずかな時間、私達に安らぎと美を与えてくれる桜。
本当に美しいですよね!

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