ハーバリウムの寿命・見極め方や寿命がきたときの対処
2025年02月26日
ハーバリウムの寿命は、生花よりも長いことは知られていますが、永久に鑑賞できるものなのか判断が難しく感じますよね。そこで今回は、ハーバリウムの寿命についてご解説していきますので、困った時に参考にしてみてください。
目次
ハーバリウムは寿命がある!
ハーバリウムは、ドライフラワーやプリザーブドフラワーを使用しており、専用オイルと一緒に花材をガラス瓶に入れたものです。そのため生花のように枯れることはなく長持ちすることが魅力ですが、鮮やかな色は一生続くものではありません。
寿命は、一般的に半年~1年。差があるのは、置く場所により直射日光で劣化することなどが関係しています。ハーバリウムは、寿命がくるまでは飾り方にこだわり長く美しく鑑賞できます。
ただし窓際で常に直射日光が当たる場所や、火の気がある場所、落下しやすいところなどは避けましょう。長持ちさせるコツはありますが、完全に劣化させない方法はないため、寿命を見極めて対処することが大切です。
寿命のサインとは?
ハーバリウムは、写真映えするような透明感や鮮やかな色、ゆったりとした癒し感が魅力です。生花のように水やりは不要なので手間はかかりませんが、時間が経過すると光に当たった時のきらめきがなくなる、色の鮮やかさがなくなるといった症状が見られます。
ハーバリウムの寿命が訪れるのは、このように自分の感覚で美しく鑑賞できなくなった時。期間にこだわるよりも、美しさの変化を考えてみると見極めやすくなります。
専用オイルは透明ですが、劣化すると濁りやゴミのようなものが見えてくる場合もあるでしょう。
寿命を迎えたハーバリウムの対処法
ハーバリウムの構造は、ドライフラワーと専用オイル、ガラス瓶です。寿命を迎えた時は、それぞれの素材を適切に処分する必要があるので注意しましょう。
まずオイルと花材は、自治体のルールに沿って可燃ごみで処分。オイルはシンクに流さず、ポリ袋や牛乳パックに紙を詰めて流し込んでから捨てましょう。
市販の油凝固剤を使うこともできますので、説明書を確認してからお使いください。油は自然発火しないよう、念のために水を混ぜて処分することもできます。ガラスボトルは、自治体で決められたリサイクルゴミに出してください。
まとめ
ハーバリウムの寿命については意外と思う人もいるかもしれませんが、置く場所などによって長持ちさせることはできます。光の反射や透明感を楽しめるものなので、明るい場所に置きたくなりますが、定期的に置き場所を変えることもよいでしょう。寿命を迎えたら、新しいハーバリウムを用意してインテリアを楽しむことが理想的です。