島根県の県花
2019年05月6日
目次
島根県の県花をご紹介します
こんばんは!
ハーバリウムジャパンの酒井です。
日本には47の都道府県があります。
各都道府県には、いわゆる「県花」というものがあります。
皆さんはそれぞれの県花をどれだけご存知でしょうか?
本日は島根県の県花をご紹介いたします。
島根県の県花は「ぼたん」(牡丹)
島根県を代表する花は「ぼたん」です。
松江市八束町の「ぼたん」は全国的に有名で、300年前ほど前から栽培されてきました。
もともと、ぼたんは中国から薬用で輸入されていました。
大根島は弱酸性の土なので、栽培にはとても適していて、特にぼたんに適しているので島のいたるところで作られているのです。
全体の花色には赤、ピンク、黄、オレンジ、白、紫などがあります。
地ぼたん(旧藩時代からあるもの)は4月が花盛りです。花の色は暗い赤紫色をしています。
上方ぼたん(明治時代に京都や大阪など色々な地方から移入されたもの)は地ぼたんより10日ほど遅れて咲きます。大輪咲きで、一重のものもあれば八重咲きのものもあります。
色は白から、淡紅、濃い紅から深紅のもの、さらに黒色っぽいものもあります。
現在、島根県の八束町では何度も品種改良をしたのち、およそ300種のぼたんが栽培されているのです。
4月下旬から5月上旬にかけて大根島はこのぼたんの数万株の花が咲いています。
なお、ぼたんの花は、昭和28年にNHKの主催で行われた「郷土の花を選びましょう」の運動で島根県の花に選ばれました。
大輪の花を咲かせるぼたんは、昔から美術の世界にも影響を与えてきました。
ぼたんの花言葉
ぼたんの花言葉は、
「高貴」
「王者の風格」
「風格あるふるまい」
です。
ぼたんの花の存在感や、艶やかな魅力にピッタリ合っていますね。
ぼたんは艶やかで女性らしさが表れているのに、なぜ女王などの花言葉ではなく王者なのでしょうね。
「ぼたん(牡丹)」という和名ですが、中国の花名の「牡丹」をそのまま使ったものといわれています。
ぼたん(牡丹)と同じ位の時期に日本に伝わった漢音では、「牡」という字は「ボウ」と発音するので、当時は日本でも「ぼうたん」と呼ばれていました。
今でも俳句などでは、「ぼうたん」は健在ですが。
そもそも中国における「牡丹」の花名の由来はどういったものでしょうか。
実は未だにこれといった説はなく、赤色を意味する「丹」は、原種の濃い赤紫色からきていると考えられています。
「牡」の解釈が雄(オス)を意味するなど色々あるので、どれも少しこじつけっぽく思えるのですが、名付けた人はぼたんに男性的なものを感じたのでしょうか。
日本ではぼたんを女性的な花ととらえている方が多いと思いますが、「王者の風格」という男らしい花言葉が与えられたのは、「牡」の字に引っ張られたのかもしれませんね。
なお、ぼたんには花の色ごとの花言葉はないようです。
花言葉というのは、業界団体や新品種の開発者が考えたり、メーカーが公募で決めるなどの方法でつくられます。
ぼたんの新しい品種は、現在次々に作られているので、将来はぼたんの花言葉も増えているかもしれませんね。
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