生花からハーバリウム制作承ります
2020年03月26日
こんにちは!
ハーバリウムジャパンの牧野です。
本日は、生花からハーバリウム制作する
お話をお伝えします。
結婚式等の花をハーバリウムに出来ないかな・・・
そんなお考えはありませんか?
そんな事をお考えの方へ先に結論を言うと、
生花からハーバリウムにする事は不可能です。
ですが、ある方法を使えば
生花からハーバリウムにする事も可能になります。
全ての花材とはいきませんが
一部はハーバリウムにする事が可能です。
本日は、生花からハーバリウムについてと
ハーバリウムジャパンでは、生花からの
ハーバリウムの制作も可能であるという事をお伝えします。
目次
生花とハーバリウム
生花からハーバリウムは可能か
生花からハーバリウムに出来るだろうと考えられて
「生花から、ハーバリウムに出来ますか?」
このようなお問合せを頂く事が多くなってきました。
とても嬉しいご相談なのですが
以前は、お断りしていました。
理由は、生花からハーバリウムは制作出来ないからです。
その理由をお伝えします。
ハーバリウムが生花では出来ない理由
厳密に言うと、生花の場合
例えハーバリウムオイルの中に入れたとしても腐敗してしまうので
ハーバリウムにはならなくなってしまうのです。
その原因は水分です。
水分が入っている事で微生物や雑菌が活動できる環境にあります。
そのため、お花は腐ってしまったりして、
短時間で鑑賞不可能な状態になってしまい
ハーバリウムではなくなってしまうのです。
では、どうすれば生花から
ハーバリウムにする事が出来るのか。
その答えは、お花を乾燥させる事。
つまり、ハーバリウムに利用できるお花は
ドライフラワーまたはプリザーブドフラワーなのです。
ドライフラワーとプリザーブドフラワー
ドライフラワーとプリザーブドフラワーの違い
ドライフラワーとプリザーブドフラワーの違いは
ご存知でしょうか。
ここでは、ドライフラワーと
プリザーブドフラワーの違いについてお伝えします。
ドライフラワーとは
ドライフラワーは生きているお花を乾燥させ、水分を抜いたものです。
生花から水分を抜いて作るため、
手触りはカサカサと乾いていて、硬い感触があります。
生花と比べると落ち着いたカラーになることが多く、
ナチュラルな風合いが人気の加工花です。
ドライフラワー制作
ドライフラワーは生花を麻紐で縛り、
日陰で風通しの良いところに吊るします。
ドライフラワー作りに特別な材料は必要なく
干して水分を抜きます。
基本的にドライフラワーは色落ちしてしまうため、
生花が持つ鮮やかさはありません。
お手入れには、防虫や落ちガラの掃除をする必要があります。
色味としてはブラウン・グリーンなどの
自然な色のドライフラワーが多いです。
プリザーブドフラワーとは
プリザーブドフラワーは誕生してから約20年と、
まだ歴史が浅い加工法です。
プリザーブドフラワーはドライフラワーの一種ですが
ドライフラワーとは違った特徴を持っています。
プリザーブドフラワーはお花に着色加工を行うため
生花には無いカラーも表現できることが大きな魅力といえます。
例えば、人気のアジサイやカスミソウローズも
10種類以上のカラーバリエーションがありますので、
お気に入りの色がきっと見つかるはずです。
鮮やかな色合いと生花のような瑞々しい質感のため、
時には生花と間違えられることもあります。
ハーバリウムの色鮮やかさは
プリザーブドフラワーによるところも大きいのです。
このように、ドライフラワーとプリザーブドフラワーの違いを
簡単にお伝えするならば、着色されているかされていないか
ということになります。
ハーバリウムでの使い分け
割合でバランスを
それでは、ハーバリウムにおいての使い分けをお伝えします。
ハーバリウムにおいての使い分けについては
好みによるところも大きいのですが、
プリザーブドフラワー8割
ドライフラワー2割
の割合で制作するとバランスがよくなります。
ドライフラワーとプリザーブドフラワーをどう使うか
一見、確かにプリザーブドフラワーの方が
色鮮やかでキレイに感じるのですが
どうしても人工的な雰囲気も出てしまいます。
そこに、少しドライフラワーの
ナチュラル要素を加える事で
バランスのとれたハーバリウムとなるのです。
ですが、先ほどお伝えした通り
プリザーブドフラワーだけ、あるいはドライフラワーだけで
制作されたハーバリウムが良くないという事では当然ありません。
そこは、プレゼントしたい方、
されたい方のご希望が最優先で良いのです。
1つの参考として、お考えください。
ドライフラワーに最適な花材
ドライフラワーに最適な花材をいくつかご紹介します。
スターフラワー
スターフラワーは小さな花が印象的な
可愛らしい花です。
ブルーやピンクや白など、色のバリエーションもあり
女性にも人気のお花の1つです。
シルバーデイジー
シルバーデイジーの和名は雛菊です。
雛菊なので、これぞお花というイメージではないでしょうか。
色もピンクやホワイト等、
素敵な色どりでハーバリウムを艶やかにします。
フリージア
フリージアは南アフリカで発見された花です。
浅黄水仙(アサギスイセン)です。スイセンに似ていて、
原種が黄色で日本で初めて見られるようになったのも黄色だったことから、
この和名がつきました。
鮮やかな黄色が印象的ですね。
プリザーブドフラワーとして最適な花材
プリザーブドフラワーに最適な花材をいくつかご紹介します。
アジサイ
プリザーブドフラワーで色の種類が最も豊富な花材の1つです。
ハーバリウムを制作する上でも、大活躍。
アジサイはハーバリウムを制作する上で、最も使用頻度が高いといえます。
ローズ
こちらも、人気のローズ。
色の種類や花の大きさも色々有るので
様々な瓶に使用が出来ます。
花言葉も色々有るので
花言葉に添えても素敵なお花ですね。
プルメリア
ハワイ育ちのプルメリアの特徴は何と言っても
その優雅さとシルエット。
カラーもホワイトやピンク、ブルー、イエローなど
女性も好きなカラーが揃ってます。
生花からドライフラワーにする時の注意点
ドライフラワーに出来ない花もあります
生花から、全ての花がドライフラワーに出来るわけではありません。
中には、ドライフラワーに出来ないお花もあるので
事前にご相談ください。
生花から迅速に
お花も生き物ですから、日にちが経つと
劣化してドライフラワーに出来なくなってしまう事もあります。
その為、もしドライフラワーにされたい場合は
出来るだけ早くドライフラワーにしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はドライフラワーとプリザーブドフラワー
についてお伝えしました。
ハーバリウムに向くお花や
そうでないお花、ドライフラワーにする為には
迅速にして頂くなど注意点もお伝えいたしました。
生花から、ハーバリウムにしたい等お考えがありましたら
お気軽にご相談ください。
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