岩手県の県花
2018年11月21日
目次
岩手県の花をご紹介します
こんにちは!
ハーバリウムジャパンの牧野です。
日本には47の都道府県があります。
各都道府県には、いわゆる「県花」というものがあります。
皆さんはそれぞれの県花をどれだけご存知でしょうか?
本日は岩手県の花をご紹介します。
岩手県の県花は桐
NHKが放送開始30周年を記念し公募により昭和30年3月22日に発表しました。
材の光沢が強く淡紫色をおびて美しいので
「南部の紫桐(むらさききり)」として知られています。
5月の薫風に甘い芳香をただよわせて、山里の春を飾るキリは、
足利時代に遠野南部家が大和から苗を移したのが始まりと伝えられています。
タンスを作る木材として利用されることの多い桐。
500円玉の柄や家紋に使われているほど、日本では古くから親しまれている植物です!
桐の花言葉
『高尚』
中国の神話に登場する霊鳥「鳳凰」は、桐の木にだけ止まるとされています。
また、高貴な色とされる紫色の花を咲かせることから、
日本でも神聖な樹木として大切にされてきました。
これらのことにちなんで、「高尚」という花言葉が付けられました
15年ほどで樹高8~15mほどの成木へと生長します。
樹皮は白っぽい灰色で、なめらかな手触りをしています。
枝に茂る葉っぱは、直径20~25cmの広い卵型で、互い違いに生えていることが特徴です。
春から初夏にかけて、枝先に釣鐘型をした紫色の花を枝先にたくさん咲かせます!
さらに、花が終わった後は、直径3~4cmの実を付けます。
桐の和名には諸説ありますが、枝を切ってもすぐに芽を出して生長することから、
「切る」が転じて名づけられたとされているそうです。
日本での風習
属名のPaulownia(ポウロウニア)は、
江戸時代の長崎に医師として滞在していたシーボルトが、
Anna Paulowna(アンナ・パブロア)オランダ王妃のもとに
桐の種子を持ち帰ったことから、彼女の名前を付けたとされています。
日本の古い風習で、
農家に女の子が生まれると庭に桐の苗木を2本植えるというものがあります。
これは、その女の子が成人(15歳)したとき、桐からタンスを作り、
嫁入り道具に持たせるためなんです。
15年ほどで成木になることと、木材として丈夫で扱いやすいことから、
この風習が生まれたとされているそうです…
桐といえばタンスのイメージでしたが、
調べてみるとなんとも深い意味合いのお花でしたね!
近しい人へのプレゼントとしてふさわしいお花なのではないでしょうか?
ハーバリウムジャパンでは
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