福井県の県花
2019年01月22日
目次
福井県の花をご紹介します
こんにちは!
ハーバリウムジャパンの牧野です。
日本には47の都道府県があります。
各都道府県には、いわゆる「県花」というものがあります。
皆さんはそれぞれの県花をどれだけご存知でしょうか?
本日は福井県の県花をご紹介いたします。
水仙
全般の花言葉は
自己愛
うぬぼれ
黄色の水仙の花言葉は「私のもとへ帰って」。
白の水仙の花言葉は「神秘」「尊重」。
ラッパ水仙の花言葉は「尊敬」。
白や黄色の花で、中心がラッパのようになっている特長があります。
水仙は中国の古典が出典で、水辺で咲く姿を仙人に例えたものからです。
ハーデスの神話
スイセンにまつわるギリシャ神話の中の逸話は、実はもうひとつあります。
黄色いスイセンの花言葉は、こちらの話からきています。
オリンポスの神の王ゼウスの策略で、キューピットの矢を撃ち込まれた冥界の王ハーデスは、大地の女神デメテルの娘ペルセポネに一目ぼれします。
ハーデスは川辺で花摘みをしていたペルセポネをさらって冥界に連れて行き、そのまま妻にしてしまいます。
激怒したデメテルは、ゼウスに抗議しますが取り合われず、大地に恵みをもたらす役目も放り出してオリンポスから去ってしまいます。
一方ペルセポネは、冥界で一生ハーデスの気持ちを受け入れることはしませんでした。
さらわれる時にペルセポネが落とした花が、黄色いスイセンです。
黄色いスイセンの花言葉
『私のもとへ帰って』
は、母デメテルの気持ちを。
『私の愛に応えて』
は、母娘が互いに会いたい願いが叶わぬもどかしさと、ハーデスの恋心の両方を表しています。
黄色い花の品種ラッパズイセンの花言葉
『報われぬ恋』も、ハーデスの心情を代弁するものでしょう。
実は、欧米では、スイセンは
“「希望」の象徴”
ともされています。
励ましや敬愛の気持ちを伝えるプレゼントにされることも多いです。
花言葉には、なぜか時々、社会の中でのシンボル性と相反するようなものがあるんです。
実は、欧米では、スイセンは
“「希望」の象徴”
ともされています。
励ましや敬愛の気持ちを伝えるプレゼントにされることも多いです。
花言葉には、なぜか時々、社会の中でのシンボル性と相反するようなものがあるんです。
地中海沿岸原産のスイセンは、平安時代末期に中国から日本にも伝わります。
本州以南の地域で野生化し、日本水仙と呼ばれる野生種の群生地が今も見られます。
冬至の前後から最も寒さ厳しい時季に開花し始め、早春の時季に、まっすぐに立つ細い茎の先に横向きからややうつむき加減に花を咲かせます。
ヨーロッパでは、いち早く春を告げてくれる花であると、いつの頃からか
「希望の花」
としてシンボライズされるようになりました。寒さに打ち勝ち、慎ましい姿勢ながらも凛として立って春を待つ姿は、人々を勇気づけるものがあったのでしょう。
現代でも、例えばガン患者を支援する団体の多くが、スイセンをシンボルとしています。
日本でも、阪神淡路大震災の時に、皇后美智子様が皇居に咲いていた17本の日本水仙を被災地に献花したことが話題になりました。
恋人や好きな人に贈る花としては、ポジティブとネガティブの二面性がありますので注意が必要ですね。
希望や敬愛の象徴としての水仙、ハーバリウムにして大切な人に贈ってみませんか?
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