兵庫県の県花
2019年04月20日
目次
兵庫県の花をご紹介します
こんばんは!
ハーバリウムジャパンの酒井です。
日本には47の都道府県があります。
各都道府県には、いわゆる「県花」というものがあります。
皆さんはそれぞれの県花をどれだけご存知でしょうか?
本日は兵庫県の県花をご紹介いたします。
兵庫県の県花はノジギク
ノジギクは、キク科で原産地は西日本です。
多年草に分類され、寒さや暑さに強いお花です。
ノジギクは、NHKが放送開始30周年を記念して昭和29年に行った事業で、兵庫県の「郷土の花」として公募によって選定されました。
「ノジギク」は漢字で「野路菊」と書いて、瀬戸内海沿岸の崖や、九州や四国などに自生して潮風などにも耐える力強い日本のお花です。
鉢植えや切り花、盆用菊などのもとになった品種のひとつとされています。
兵庫県では、特に姫路市東南部の海岸に群生しています。
11月頃になると、姫路市大塩町の大塩のじぎくの里公園、大塩のじぎく保存園などで、中心が黄色で周りを白い花びらで囲んだ、可愛らしい素朴な花を楽しむことができます。
高さは30~80cm程度で、花径は2から3cmと少なめで花の色は白です。
山野の小路に生える野菊の意味と言われています。
しかし実際には海岸沿いが主な生育地なので、内陸部に生育することはそれほど多くはないのです。
比較的分布域が広い花で、地域によっては海岸沿いでたくさん咲かせていることもあります。
ノジギクは兵庫県では県花として親しまれている野菊ですが、岡山県では産地はきわめて少なく、また2009年の岡山県版レッドデータブックでは絶滅危惧Ⅰ類とされているのです。
特に、「岡山市では栽培キクとの交雑体と思われるものが採集されている。」とされ、交雑による遺伝子汚染によっても、絶滅が危惧されている状況にあります。
ノジギクの歴史
ノジギクを命名した方は、植物学者の牧野富太郎氏です。
1924年に発見し、兵庫県姫路市が国内最大の群生地であることが確認されました。
兵庫県が北限とされており、2006年に兵庫県で開かれた国民体育大会もその県花に因んで「のじぎく国体」と名付けられました。
ただ先ほどお伝えしたように、ノジギクは減少傾向にあります。
兵庫県でも準絶滅危惧種になっているのです。
地元では「大塩のじぎく保存会」をつくり保護活動に取り組んでいるそうです。
ノジギクの変種では、アシズリノジギク、奄美大島のオオシマノジギク、セトノジギクなどがあります。
ノジギクの花言葉
可愛らしい白色のノジギクですが、 花言葉について紹介します。
野路菊(ノジギク)の花言葉とは、
「真実」
「高潔」
「高貴」
という花言葉があります。
白色1色のそのままの着飾らない姿からもいえるのではないでしょうか。
まっすぐな花言葉ですが、 白1色の姿そのままといえる姿から「高潔」や「高貴」といえますよね。
その姿はまさに「真実」そのものの花言葉だと思います。
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