6月の花で魅せるハーバリウム「クチナシ」編

2019年06月14日

6月の花と言えば、「紫陽花」や、「薔薇」、「百合」などを想像する方が多いのでは?と思います!

実は、今回ご紹介させていただく「クチナシ」もこの時期にとってもオススメで、人気の花なんです!
「クチナシ」ご存知でしょうか?
クチナシは、食品の着色料として有名な花です。白くかわいらしい花は、ジンチョウゲ、キンモクセイと並んで三大香木として親しまれるほど甘い香りを初夏に漂わせてくれます。

*名前の由来*

クチナシの和名の由来には、和歌から来ているという説があります。
「山吹の 花色衣 主や誰 問へど答へず くちなしにして(秋が過ぎ、冬が来ても一向に口を開けない)
」という和歌が由来の原点となっており、最も有力な説とされています。
また、米国では、ジャスミンのような香りを放つことから、「ケープジャスミン(Cape jasmine)」とも呼ばれています。

*開花時期と見頃の時期*

クチナシの花は6~8月に真っ白な5~6枚の花びらをつけた美しい花を咲かせます。葉が光沢のある緑色をしていることから、コントラストが美しく、甘い香りを放ちます。花は日が経つと徐々に黄色く変色して枯れ、秋にオレンジ色の実をつけます。

*花の香りや効能*

クチナシの花が放つ甘くエキゾチックな香りには、リラックス効果などがあります。
また、その香りのファンがとても多いことから、シャネルなど有名メーカーからはクチナシの香りの香水がいくつも発売されています。
クチナシの実は、中国医学では消炎、止血、鎮静、利尿作用、不眠、精神不安などに効果があるとされ、「山梔子(さんしし)」の生薬名で処方されます。
また、疲労回復効果や防腐効果が高いことから、江戸時代には東海道を行き交う旅人が好んで食べていたという歴史もあるのです。

*花言葉*

とても幸せです」「優雅」「幸せを運ぶ」クチナシは、美しい白い花びらと香りが特徴の花です。初夏の風によって運ばれてくる甘い香りから、「喜びを運ぶ」という花言葉がつきました。また、欧米ではダンスパーティーに誘う女性へクチナシの花を贈ることから、「とても幸せです」という花言葉で誘われた女性のうれしい気持ちを表現しているとされています。
「優雅」との花言葉は、白く美しい花びらの様子に由来しています。

*女性へのプレゼントにオススメ*

白く美しい花とポジティブな花言葉から、海外ではクチナシの花をプロポーズのときに贈ったり、ウェディングブーケに使ったりする事が多いそうです。
また、初夏に漂わせる香りから、季節感が感じられ、ファンも多いです。
ちょっと気分が上がりずらいこの時期に、クチナシの花で心を癒せるとすごく素敵ですよね!
ハーバリウムにすると白の透明感がさらに増し、より明るく華やかになり、女性にも大変喜ばれます!

ハーバリウムジャパンでは、世界に一つだけの手作りのハーバリウムを作成しています!

まずは、お気軽にお問い合わせください。