奈良県の県花
2019年04月19日
目次
奈良県の花をご紹介します
こんばんは!
ハーバリウムジャパンの酒井です。
日本には47の都道府県があります。
各都道府県には、いわゆる「県花」というものがあります。
皆さんはそれぞれの県花をどれだけご存知でしょうか?
本日は酒井が奈良県の県花をご紹介いたします。
奈良八重桜
奈良八重桜は、先日児玉のブログでも書かせて頂きました。
本日は、奈良県の県花、奈良八重桜についてお話し致します。
こちらの桜は、選定委員会の方で、6候補の中から昭和43年に選ばれました。
奈良の桜と聞くと、吉野の桜を思い浮かぶ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
奈良には、他に有名なこの「奈良八重桜(ナラノヤエザクラ)」があるのです。
読み方もナラヤエザクラではなく、ノが入ります。
奈良八重桜は百人一首の中にもある、有名な和歌にも詠まれています。
先日も書いているとおり、ソメイヨシノが散った後の4月下旬~5月上旬頃に楽しめる遅咲きの桜になります。
奈良八重桜は品種の1つで、奈良の八重桜の総称ではありません。
散る際は、花びらひらひら舞い落ちるのではなく、花全体が落ちます。
面白い事に、花は鹿が好んで食べるそうです。
1923年には「知足院奈良八重桜」が天然記念物に指定された事は、先日のブログでお伝えさせて頂きましたが、
奈良八重桜は、「いにしへの奈良のみやこの八重ざくらけふ九重ににほひぬるかな」
その昔、奈良の都に華やかに咲いていた八重桜が、今日はこうして九重の都に献上され、香りを漂わせています。
という意味です。
この和歌は小倉百人一首にもなっていて、「詞花集」の中で、伊勢大輔が詠んだ歌です。
このように、有名な桜ですが、実際にどれが「奈良八重桜」かご存知の方は少ないのではないでしょうか。
奈良公園に植えられている桜は1720本もあり、その内の820本は「奈良八重桜」と言われています。
奈良公園では、奈良八重桜を見られる確率は高いです。
「奈良八重桜」は残念なことに他の桜に比べて花期が遅いので、他の桜が散って忘れた頃に咲き始めるので関心が薄れています。
また、花が小ぶりで花の盛りの期間も短いので、人知れず散ってしまう事が多いようです。
八重桜の花言葉
日本国内で八重桜と呼ばれている桜は、またの名を牡丹桜または里桜と呼んでいます。
花言葉は落ち着いて知的な雰囲気を表していて、
「しとやか」
「豊かな教養」
「善良な教育」です。
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