東京都の都花

2019年01月14日

東京都の花をご紹介します

こんにちは!
ハーバリウムジャパンの牧野です。

日本には47の都道府県があります。
各都道府県には、いわゆる「県花」というものがあります。

皆さんはそれぞれの県花をどれだけご存知でしょうか?

本日は東京都の都花をご紹介いたします。

染井吉野(ソメイヨシノ)

花言葉は

「純潔」

「優れた美人」

「純潔」
ソメイヨシノは元は1本の木からのクローンであるということから「純潔」という花言葉がついたとされています。

「優れた美人」
満開のソメイヨシノが一本だけでも優れて美しいことから、おしとやかな女性に例えてこの花言葉が付けられた様です。

オオシマザクラと、エゾビガン系のサクラを交配したと言われています。
ソメイヨシノは種子では増えないため、接木という手法で増やしているのです!
そのため、全てのソメイヨシノの元をたどれば数本のソメイヨシノになるため、ほぼ全てのソメイヨシノが、なんと!クローンと言えるのです。

※1892年に植えられたソメイヨシノはクローンではないと考えられます。

※ソメイヨシノは種子では増えませんが、ソメイヨシノは実を付けます。但し、この実(種子)からはソメイヨシノは発芽しません。

日本の桜の約80%がソメイヨシノで、それを人が増やしたって考えると、めちゃくちゃ頑張ってますよね。(笑)

昔から日本では桜が登場するお話は多く、竹田出雲の名作歌舞伎『仮名手本忠臣蔵』では、浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)が切腹する場において、桜が散る演出があるのは有名です。

これに加え、劇中では
「花は桜木、人は武士」
という台詞が登場し、士農工商の四階級のうち、その首位が武士であることと、花のトップが桜であることを対比させています。
武士たちは、桜の散りざまの潔さを、己の人生に照らしていたのです。

桜の花は春の一瞬の間だけ咲き誇ります。
満開になった桜が散る儚さは、すべてのものは刹那で繰り返すという
仏教用語「諸行無常」
を感じることで人生の儚さをも感じさせる花です。
また、ぱっと散ってしまう桜は潔いとされ、日本人の精神の象徴ともされていますね。

ソメイヨシノは桜の品種のなかでも特に寿命が短く、60年程と言われています。
幕末から百年あまりが経過した今、ソメイヨシノはその寿命を迎えつつあります。
全国どこの樹木でもほぼ同一の性質のため、ごく近い将来、日本からソメイヨシノがいっせいに消えてしまう可能性があるんだそうです!!

現在、各地でこのソメイヨシノを延命させるべく、さまざまな対応策が練られています…

いかがでしたでしょうか?
東京都の都花としてだけでなく、日本の花としても広く知られていますよね!
桜をモチーフにしたものはたくさんでますが、なかなか本物の桜をプレゼントすることは難しいのです。
なぜならすぐに散ってしまうから…

かといって鉢植えをあげるのは、もらった方もお世話が大変です。

ハーバリウムにすれば、美しいままプレゼントできますよね!

桜を見て喜ばない日本人はいません(笑)

ハーバリウム製作も、ひとつひとつ丁寧にお作りしますので心のこもったプレゼントができあがります。

清らかで儚いソメイヨシノ、ハーバリウムにしてプレゼントしてみませんか?

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