鳥取県の県花
2019年04月23日
目次
鳥取県の県花をご紹介します
こんばんは!
ハーバリウムジャパンの酒井です。
日本には47の都道府県があります。
各都道府県には、いわゆる「県花」というものがあります。
皆さんはそれぞれの県花をどれだけご存知でしょうか?
本日は鳥取県の県花をご紹介いたします。
鳥取県の県花は二十世紀梨の花
鳥取県の県の花は、昭和29年に県内各地のどこでも見られて、県民に広く親しまれ、愛されていることから「二十世紀梨の花」が選ばれました。
放送開始30周年を記念して、NHKが全日本観光連盟、植物友の会、日本交通公社の共催で公募で全国都道府県の「郷土の花」を選んだ事業で選ばれたこともきっかけとなりました。
梨というと、私は大好物のフルーツの方を思い浮かべてしまいますが、今日はお花の方をお話しいたします。
全国1位の生産量
歴史ある梨の代表的な品種「二十世紀梨」は、現在では全国1位の生産量を誇り、100年以上栽培されています。
千葉県から10本の苗木が明治37年に持ち込まれたことが始まりとなっています。
4月上旬から中旬にかけて、山々を白く染める梨の花が見頃です。
春になると、梨畑はこの白い梨の花で一面埋め尽くされます。
そんな梨の花が、鳥取県の県花をとされたのは、ごく自然なことではないでしょうか。
鳥取県で開花している二十世紀梨の花ですが、その故郷が鳥取からかなり離れた場所、千葉県松戸市であることは、意外に知られていないのではないでしょうか。
二十世紀梨の歴史
明治37年に鳥取市で生まれた北脇永治氏が苗木10本を「錦果園」から購入したことから、鳥取県の二十世紀梨の歴史が始まりました。
甘美な風味を持つ二十世紀梨ですが、
全国的に栽培が普及してからは、黒斑病という病気に弱い品種で、各地での生産量は徐々に少なくなっていきました。
しかし、鳥取県では黒斑病の克服向かって、研究と努力をし、現在の大生産地へと発展していったのです。
2004年で、鳥取県に二十世紀梨が移入されて、ちょうど100年という節目を迎えています。
故郷の千葉県から遠く離れた鳥取県の地で、二十世紀梨の花は豊かな実りを迎えることでしょう。
千葉県からやってきた二十世紀梨の苗木の一部は、100年前から現在まで鳥取市内に生育していて、実を付け続けているそうです。
梨(ナシ)の花言葉
ナシ全般の花言葉は、
「愛情」「博愛」「優しい思い」
です。
梨の花はとても白く、全体が白く感じられるほどたくさん開花します。
その真っ白な風貌は清らかなイメージで、愛情・博愛といった花言葉となりました。
またたくさんの花はたくさんの実となって、枝がしなる様子がお辞儀にも似た印象になることから、愛情や優しい思いという花言葉につながったのです。
その他の花言葉ですが、ナシは樹木にも花言葉があります。
ナシの木の花言葉
「慰め」「癒し」
があります。
これらの花言葉は、唐の玄宗皇帝が歌曲を梨の庭園で演奏させたという逸話から付けられています。
梨の下で、皇帝を癒したというのはとても素敵なお話しですよね。
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