【母の日について】起源や広がりをハーバリウムのプロが徹底解説
2019年02月18日
目次
母の日は毎年日にちが異なります
こんにちは!
ハーバリウムジャパンの牧野です。
自分のお母さんや奥さんに、日頃の感謝を込めてカーネーションやプレゼントを贈る母の日。
日本ではすっかり定着したイベントですよね。
今年の母の日はいつだっけ?と忘れがちではないでしょうか。
それもそのはず、母の日は毎年日にちが異なるのです。
母の日は毎年、5月の第2日曜日と決まっています。
2019年は5月12日が母の日ですね!
母の日の起源とは
そもそも母の日の起源は…
古代ローマ時代に行われていた、神々の母リーアに感謝を示す春祭りが起源という説
17世紀のイギリスで、復活祭(イースター)の40日前の日曜日を「マザーズ・サンデー」とし、出稼ぎ労働者が実家に戻って母親と会い親孝行できる日だったことが起源という説
その後、現在日本で広まっているような母の日は、19世紀のアメリカの出来事が元となっているようですを
ウェストバージニア州の社会運動家、アン・ジャービスは、ジュリア・ウォード・ハウの母の日平和運動に影響を受けて活動していた女性です。
1907年にアンが41歳で亡くなったとき、そばで活動をサポートしていた娘アンナは深く悲しみ、追悼の意を表して教会で
白いカーネーションを手向けました。
白いカーネーションの花言葉は
「亡き母をしのぶ」。
このときアンナは友人たちと共に、
「母の日(マザーズ・デイ)」
を制定し、国民全体で母親に敬意を表する日にしようと思いつくのです。
翌年、アンナと約500人の女性たちによって世界初の「母の日」の式典が行われます。
やがてその活動は全米へ広がり、1914年にはウイルソン大統領によって正式に
「国旗を掲げ、母親に感謝の意を表す祝日」
として認定されました。
日本では大正時代である1915年頃からキリスト教関係者の中で広まり、祝われるようになります。
戦後はアメリカにならい、5月の第2日曜日を「母の日」として祝うようになりました。
日本で母の日を広めたのは
なんと、
日本で母の日を広めたのは、あの有名な森永製菓だといわれているのです。
森永製菓の創業者である森永太一郎さんは、敬虔(けいけん)なクリスチャンでした。
1937年に初めての「森永・母の日大会」を開催し、20万人ものお母さんを無料で招待しました。
豊島園の入場引換券に加え、森永のお菓子やジュース、電車の乗車券が配られ、親子で1日を楽しんだそうです。
この会は新聞で大きく取り上げられ、その後全国の都市で母の日大会が開催されるようになるなど、日本で母の日が広がるきっかけとなったのです!!
母の日といえば、カーネーションの花を贈るのが定番ですよね。
これはアンナが亡き母・アンに手向けたのが白いカーネーションだったことが由来です。
このことから、母親が亡くなっている場合は白、健在の場合は赤いカーネーションを胸に飾る習慣ができました。
日本では胸に花を飾る習慣がないため、花そのものを贈るように変化していったんですね♪
ちなみに色で花言葉が違うのをご存知ですか?
カーネーションは色で花言葉が異なる
赤
母への愛、真実の愛、情熱などを意味します。母の日に贈るカーネーションの定番なだけあって、母親への想いを表すのにぴったりですね。
濃い赤
赤よりももっと深く、濃い色の赤になると、哀しみや欲望といった意味に変わってしまいます。選ぶ際には注意してください。
白
白の場合は尊敬や、母をしのぶという意味があります。亡き母に贈る花としてふさわしいと言えるでしょう。
ピンク
感謝や温かい心、気品といった意味を持ちます。見た目にも可愛らしく人気のある色です。
紫
上品なイメージが漂う紫色のカーネーションは、気品や誇りといった意味があります。派手なものより落ち着いた色合いを好むお母さんにぴったりですね。
普段はなかなか面と向かって口にできない、感謝の想いを伝えるきっかけとして、定番ではありますが、カーネーションを送ってみるのもいいと思います(^ ^)
母の日はカーネーションハーバリウム
ハーバリウムの中にカーネーションを使用する事もできます!
ハーバリウムなら枯れる事もないですし、もらってすぐに飾る事ができます。
オイルの中で浮かんでいるお花を見ていると、なんだかうっとりしてきます(^ ^)
母の日に向けて、今から準備を始めてみてはいかがでしょうか!
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