愛知県の県花
2019年01月28日
目次
愛知県の花でハーバリウム
こんにちは!
ハーバリウムジャパンの牧野です。
日本には47の都道府県があります。
各都道府県には、いわゆる「県花」というものがあります。
皆さんはそれぞれの県花をどれだけご存知でしょうか?
本日は愛知県の県花をご紹介いたします。
カキツバタ
花言葉
幸福・幸運 気品・贈り物
万葉集の中でカキツバタが詠まれた歌の1つに、恋人を待てば幸せはやってくるという歌があります。
また、花姿が燕を思わせることから「幸せ」や「贈り物」を連想させることから、幸せに関連した花言葉が生まれました。
カキツバタの花は青っぽい鮮やかな色をしているので、花の汁を服の染料に用いられていました。
そのため、「書き付け花」と呼んでいたのですが、これが転じてカキツバタと呼ぶようになり、杜若(かきつばた)や燕子花(かきつばた)という漢字で表記するようになったと言われてたいます。
カキツバタはアヤメと似た花で、アヤメとに違いは生える場所です。
カキツバタは水辺に生えるのです。
古事記では、カキツバタは尾形光琳の「燕子花図」でも有名な日本古来の水辺に欠かせない象徴的なお花だそうです。
平安時代の歌人たちはこぞってこのカキツバタの水面に咲く美しい風景を詩に表現しました。
「いずれがアヤメ、カキツバタ」
は皆さんもご存知、美しさに甲乙つけがたいことを表現した言葉です。
カキツバタ、日本古来から継承されてきたアヤメ科の花と言われており、見てる人を魅了してやまないのです!
もうひとつの歌
そんなカキツバタを詠んだ和歌で有名なのが、伊勢物語にある在原業平(ありわらのなりひら)の歌です。
か ら衣(ころも)
き つつなれにし
つ ましあれば
は るばるきぬる
た びをしぞ思ふ
この歌の頭のところだけを上から読んだら、あら不思議。「かきつはた」となっています。
伊勢物語では、身分違いの女性に恋してしまった在原業平(ありわらのなりひら)が東国へ旅の途中で、愛知県豊田市の三河八橋に至ったとき、そこにカキツバタが盛大に咲いていて、そこでカキツバタの五文字を使って歌を詠むことになって、即興でつくった歌として紹介されています。
歌の意味は、
美しい着物でも、長く着ていればだんだんヨレてくる。
けれどそれだけ体に馴染んでくるものでもある。
それほどまでに身も心にもなじんだ妻のことが、
こうしてはるばる旅をしてくると、
よけいに懐かしく思えますね。
といった感じになります。
幸せになってほしい大切な人に送るもよし、長く連れ添った奥さまに送るもよしですね!
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